法律Q&A
法律に関するよくある質問に、条文に基づいてお答えします。全150問収録。
離婚
15件Q. 裁判で離婚が認められる条件は何ですか?
相手が同意しなくても、浮気・暴力・長期別居などの理由があれば裁判で離婚が認められます。
Q. 離婚時に親権はどのように決まりますか?
親権は子どもの幸せを第一に、これまでの育児状況や生活環境などを見て決まります。母親が約85%取得しています。
Q. 養育費の相場はいくらですか?
養育費は裁判所の算定表をもとに双方の収入と子の年齢で決まります。目安は月4〜6万円程度です。
Q. 離婚時の財産分与はどのように計算しますか?
結婚中に夫婦で築いた財産は原則として半分ずつ分けます。結婚前の財産や相続した財産は対象外です。
Q. 離婚慰謝料の相場はどのくらいですか?
離婚の原因を作った相手に慰謝料を請求できます。浮気なら100〜300万円、DVなら50〜500万円が目安です。
Q. 離婚調停の流れと期間を教えてください。
離婚調停は家庭裁判所に申し立て、月1回のペースで3〜6ヶ月かかります。費用は1,200円と安いです。
Q. DV被害で保護命令を申し立てるにはどうすればよいですか?
DV被害者は裁判所に保護命令を申し立て、相手の接近や連絡を禁止できます。事前に警察等への相談が必要です。
Q. 離婚時の年金分割とは何ですか?
離婚時に婚姻中の年金記録を分割できます。専業主婦の場合は自動的に半分もらえる制度もあります。
Q. 離婚後の面会交流はどのように決まりますか?
面会交流は月1〜2回が一般的で、裁判所は原則認める方向です。DVや虐待がある場合は制限されます。
Q. 離婚後に旧姓に戻すにはどうすればよいですか?
離婚届を出すと自動的に旧姓に戻ります。婚姻中の姓を使い続けたい場合は3ヶ月以内に届け出が必要です。
Q. 離婚後すぐに再婚できますか?
2024年の法改正により、女性の再婚禁止期間は廃止されました。離婚後すぐに再婚できます。
Q. 離婚時に住宅ローンが残っている場合どうなりますか?
離婚しても住宅ローンの返済義務は消えません。売却・一方が引き受け・借り換えなどの方法で対処します。
Q. 外国人配偶者との離婚はどのような手続きが必要ですか?
国際離婚ではどの国の法律が適用されるかがまず問題になります。在留資格にも影響するので注意が必要です。
Q. 妊娠中に離婚した場合、子の親権はどうなりますか?
妊娠中に離婚した場合、生まれた子の親権者は自動的に母親になります。父親が望む場合は裁判手続きが必要です。
Q. 事実婚(内縁関係)を解消する場合、法律上の保護はありますか?
事実婚でも財産分与や慰謝料の請求は認められますが、相続権はないので遺言を書いておく必要があります。
相続
15件Q. 法定相続分はどのように決まりますか?
配偶者と子どもがいる場合は半分ずつ、配偶者と親なら配偶者が3分の2など、組み合わせで割合が決まります。
Q. 遺留分とは何ですか?どのように請求しますか?
遺留分は家族に保障された最低限の取り分です。遺言で何も残されなくても、お金の支払いを請求できます。
Q. 相続税の基礎控除はいくらですか?
相続税には「3,000万円+600万円×相続人の数」の基礎控除があり、それ以下なら税金はかかりません。
Q. 相続放棄の手続きと期限を教えてください。
相続を知ってから3ヶ月以内に家庭裁判所に届け出れば、借金も財産も一切引き継がずに済みます。
Q. 遺言書の種類と書き方の注意点は?
遺言書は主に手書きと公証役場で作る2種類があります。確実なのは公証役場で作る公正証書遺言です。
Q. 自筆証書遺言の書き方と注意点を教えてください。
手書きの遺言は全文・日付・名前を自分で書いて押印が必要です。法務局に預ければ紛失や改ざんを防げます。
Q. 配偶者の法定相続分はどのくらいですか?
配偶者の相続分は、子どもがいれば半分、親がいれば3分の2、兄弟だけなら4分の3です。
Q. 被相続人の介護をした相続人は多く相続できますか?
長期間介護をした相続人は、寄与分として多くもらえる可能性があります。介護の記録を残しておくことが大切です。
Q. 被相続人に借金がある場合、相続人が返済しなければなりませんか?
亡くなった人の借金も相続されます。返済したくない場合は3ヶ月以内に相続放棄の手続きをしましょう。
Q. 相続登記が義務化されたと聞きましたが、詳しく教えてください。
2024年4月から不動産の相続登記が義務化されました。3年以内に登記しないと過料が科されます。
Q. デジタル資産(暗号資産、SNSアカウント等)は相続できますか?
暗号資産は相続の対象になりますが、SNSアカウントは多くの場合相続できません。パスワード等を記録しておきましょう。
Q. 特定の相続人に相続させない方法はありますか?
虐待や重大な侮辱があれば裁判所に申し立てて相続権を奪えます。ただし遺留分の請求は防げません。
Q. 遺産分割で相続人同士が揉めた場合どうすればよいですか?
遺産分割で揉めたら家庭裁判所に調停を申し立てられます。話がまとまらなければ裁判官が決めてくれます。
Q. 相続税の申告期限はいつですか?
相続税の申告は亡くなったことを知ってから10ヶ月以内です。遺産分割が終わっていなくても仮申告が必要です。
Q. 相続人が海外に住んでいる場合の手続きを教えてください。
海外に住んでいても相続手続きに参加する必要があります。大使館でのサイン証明や納税管理人の選任が必要です。
交通事故
15件Q. 交通事故の慰謝料はどのように計算しますか?
交通事故の慰謝料には3つの基準があり、弁護士基準が最も高額です。後遺障害があれば別途加算されます。
Q. 交通事故の過失割合はどう決まりますか?
過失割合は事故の状況ごとに基準があり、被害者にも過失があると賠償額が減ります。ドラレコ映像が重要です。
Q. 後遺障害等級の認定を受けるにはどうすればよいですか?
治療が終わった後に専門機関に申請します。被害者が自分で直接請求する方が有利な結果になりやすいです。
Q. 交通事故の損害賠償請求の時効は何年ですか?
人身事故は損害と加害者を知ってから5年、物損事故は3年で時効になります。早めに動くことが大切です。
Q. 保険会社の示談金が低いのですが、増額できますか?
保険会社の提示額は低いことが多いです。弁護士に依頼すると1.5〜3倍に増額されるケースがよくあります。
Q. 歩行中に車にはねられた場合、どのような補償を受けられますか?
歩行者が車にはねられた場合、治療費・休業損害・慰謝料などを請求できます。横断歩道上では過失はゼロが原則です。
Q. 自転車事故で加害者になった場合の責任はどうなりますか?
自転車事故で加害者になると全額自己負担になる可能性があります。9,500万円超の賠償例もあり、保険加入が重要です。
Q. ひき逃げの被害に遭った場合、補償は受けられますか?
ひき逃げで加害者が不明でも、政府の保障事業から補償を受けられます。加害者には厳しい刑罰が科されます。
Q. むちうち症と診断されましたが、後遺障害は認められますか?
むちうちでも後遺障害が認められる可能性があります。6ヶ月以上通院し、症状が一貫していることがポイントです。
Q. 弁護士費用特約とは何ですか?使うべきですか?
弁護士費用特約を使えば自己負担なく弁護士に依頼でき、慰謝料が2〜3倍になることもあります。等級も下がりません。
Q. 飲酒運転による事故の被害者はどのような補償を受けられますか?
飲酒運転の被害者は通常より高い慰謝料を受けられます。加害者の過失は100%とされることが多いです。
Q. 追突事故の過失割合はどうなりますか?
追突事故は基本的に後ろの車が100%悪くなります。ただし前の車が理由なく急ブレーキした場合は例外です。
Q. 相手が無保険だった場合、補償はどうなりますか?
相手が任意保険に未加入でも自賠責保険から最低限の補償は受けられます。自分の保険も活用しましょう。
Q. 交通事故で仕事を休んだ場合の休業損害はどう計算されますか?
事故で仕事を休んだ分の収入減は補償されます。専業主婦でも日額約1万円の休業損害が認められます。
Q. 保険会社からの示談提案に応じるべきですか?
示談は一度成立すると撤回できません。後遺障害の認定が終わる前に安易に応じないことが大切です。
労働問題
15件Q. 残業代の計算方法を教えてください。
1日8時間・週40時間を超えた分は25%以上の割増賃金が必要です。深夜や休日はさらに上乗せされます。
Q. 不当解雇の基準は何ですか?
正当な理由のない解雇は無効です。30日前の予告か予告手当の支払いが必要で、不当解雇は争えます。
Q. 職場でパワハラを受けています。法的にどう対処できますか?
パワハラは法律で禁止されています。社内相談窓口、労働局、裁判など複数の対処法があります。証拠を残しましょう。
Q. 会社が給料を払ってくれません。どうすればよいですか?
給料の未払いは犯罪です。労働基準監督署への相談や労働審判で解決できます。時効は3年です。
Q. みなし残業代(固定残業代)は有効ですか?
みなし残業代は、金額と時間が明示され超過分が別途払われるなら有効です。そうでなければ差額を請求できます。
Q. 産休・育休中に解雇されることはありますか?
産休・育休中の解雇は法律で禁止されています。育休中は給料の67%(半年後は50%)が給付されます。
Q. 会社から一方的に給料を下げられました。違法ですか?
給料の一方的な引き下げは原則として違法です。労働者の同意か合理的な理由がなければ無効になります。
Q. 退職後の競業避止義務(同業他社への転職禁止)は有効ですか?
同業への転職禁止は2年以内かつ範囲が限定的でないと無効になります。代償措置がないと認められにくいです。
Q. 会社の不正を通報した場合、報復されない保護はありますか?
会社の不正を通報した人は法律で守られ、解雇や不利益な扱いを受けません。退職者や役員も保護対象です。
Q. 仕事中に怪我をした場合、労災保険でどのような補償がありますか?
仕事中の怪我は労災保険で治療費全額と給料の80%が補償されます。会社が協力しなくても自分で申請できます。
Q. 定年退職の年齢に制限はありますか?
定年は最低60歳で、65歳までの雇用確保が義務です。70歳までの就業機会の提供も努力義務になっています。
Q. 試用期間中に解雇されることはありますか?
試用期間中でも正当な理由なしに解雇はできません。ただし本採用後よりは広い理由が認められます。
Q. パワハラの法的定義と境界線を教えてください。
パワハラは立場を利用して業務上必要な範囲を超えた言動で職場環境を害すること。適正な指導はパワハラではありません。
Q. 派遣社員の契約が突然打ち切られました。対処法はありますか?
派遣の途中打ち切りでも、派遣元は給料の60%以上の休業手当を払う義務があります。新しい仕事の確保も必要です。
Q. 社会保険に加入させてもらえません。違法ですか?
社会保険の未加入は違法です。パートでも一定条件を満たせば加入義務があり、年金事務所に届け出られます。
借金・債務整理
15件Q. 自己破産するとどうなりますか?デメリットは?
自己破産すると借金がなくなりますが、5〜10年間クレジットカードやローンが使えなくなります。
Q. 個人再生とはどのような手続きですか?
個人再生は借金を5分の1〜10分の1に減らし、3〜5年で返済する手続きです。住宅を残せるのが特徴です。
Q. 借金の時効は何年ですか?時効の援用とは?
借金の時効は原則5年ですが、自動では消えません。相手に「時効です」と書面で伝える必要があります。
Q. 任意整理とは何ですか?自己破産との違いは?
任意整理は裁判所を通さず借金の利息をカットして分割返済する方法です。財産を手放す必要はありません。
Q. 給料を差し押さえられることはありますか?
裁判所の判決がある場合、給料の4分の1まで差し押さえられることがあります。養育費の場合は2分の1までです。
Q. クレジットカードの借金が返せなくなりました。どうすればよいですか?
任意整理・個人再生・自己破産の3つの方法があります。他社から借りて返す「自転車操業」は絶対にやめましょう。
Q. 連帯保証人になってしまいました。支払い義務はありますか?
連帯保証人は借りた本人と同じ支払い義務を負います。「まず本人に請求して」とは言えません。
Q. 過払い金とは何ですか?返還請求はできますか?
法律の上限を超えて払いすぎた利息は返してもらえます。完済から10年以内なら請求可能です。
Q. 取り立てが執拗で精神的に参っています。対処法はありますか?
夜9時〜朝8時の取り立てや職場への連絡は違法です。弁護士に依頼すれば直接の連絡を止められます。
Q. 債務整理をするとブラックリストに載りますか?
債務整理をすると5〜10年間ブラックリストに載り、カードやローンが使えなくなりますが、その後は回復します。
Q. 配偶者の借金を返す義務はありますか?
配偶者の借金を返す義務は原則ありません。ただし日常の生活費に関する借金は連帯責任になります。
Q. 少額の債権を回収する簡単な方法はありますか?
60万円以下の請求は少額訴訟で1回の裁判で解決できます。弁護士なしでも手続き可能で費用も安いです。
Q. ギャンブルで作った借金でも自己破産できますか?
ギャンブルの借金でも、反省して生活を立て直す姿勢を見せれば、裁判所の判断で自己破産が認められることが多いです。
Q. 時効が成立した借金の返済を求められました。払う必要がありますか?
時効が成立した借金は「時効の援用」を通知すれば払う必要がなくなります。少しでも払うと時効がリセットされます。
Q. 事業に失敗して多額の借金を抱えました。個人事業主はどう整理すべきですか?
事業を続けたい場合は個人再生が適しています。自己破産でも99万円までの仕事道具は手元に残せます。
刑事事件
15件Q. 逮捕されたら何日間拘束されますか?
逮捕されると最長23日間拘束される可能性があります。弁護士と面会する権利は保障されています。
Q. 執行猶予とはどういう制度ですか?
執行猶予がつくと刑務所に入らず、決められた期間を問題なく過ごせば刑が消えます。再犯すると取り消されます。
Q. 痴漢の冤罪で逮捕されたらどうすればよいですか?
冤罪の場合はすぐ弁護士を呼び、黙秘権を行使し、不利な書類にサインしないことが重要です。
Q. 前科は一生残りますか?消えることはありますか?
前科は完全には消えませんが、一定期間(5〜10年)経てば法律上の不利益がなくなります。
Q. 保釈の条件と保釈金の相場はいくらですか?
起訴された後に保釈を申請できます。保釈金は150〜300万円が目安で、裁判後に返金されます。
Q. 飲酒運転で逮捕されました。どのような刑罰がありますか?
飲酒運転は5年以下の懲役または100万円以下の罰金です。人身事故を起こすと最大20年の懲役になります。
Q. 万引きで捕まった場合、前科はつきますか?
万引きは窃盗罪です。初犯で被害額が少なければ不起訴になることが多いですが、常習的だと重い刑罰を受けます。
Q. DV(家庭内暴力)は何の罪に問われますか?
DVは暴行罪・傷害罪・脅迫罪など複数の犯罪になり得ます。DV相談は0120-279-889(24時間対応)です。
Q. 大麻所持で逮捕された場合の刑罰を教えてください。
大麻の所持は5年以下の懲役です。初犯は執行猶予がつくことが多いですが、職業への影響は大きいです。
Q. 正当防衛が認められる条件を教えてください。
今まさに不法な攻撃を受けている時に、やむを得ず身を守る行為は正当防衛として罰せられません。
Q. 未成年の子供が犯罪を犯した場合、どのような手続きになりますか?
20歳未満の犯罪は家庭裁判所で審判されます。重大犯罪では大人と同じ刑事裁判に回されることもあります。
Q. 犯罪被害者として裁判に参加できますか?
犯罪被害者は裁判に参加して意見を述べたり、被告人に質問したりできます。経済的な支援制度もあります。
Q. 逮捕されたら会社にバレますか?解雇されますか?
警察から会社に直接連絡されることは通常ありません。逮捕だけを理由にした解雇は争える場合があります。
Q. ネット詐欺の被害に遭いました。犯人を捕まえることはできますか?
ネット詐欺は証拠を保全して警察に届け、銀行に口座凍結を依頼しましょう。少額でも被害届を出すことが大切です。
Q. 前科は消えることがありますか?
一定期間(5〜10年)犯罪を犯さなければ前科の法的効力は消えます。履歴書に書く必要もなくなります。
企業法務
15件Q. 会社設立にかかる費用はいくらですか?
株式会社は約20〜25万円、合同会社は約10万円で設立できます。資本金は1円からでもOKです。
Q. 取締役が個人として損害賠償責任を負うことはありますか?
取締役は注意義務を怠って会社に損害を与えると個人で賠償責任を負います。株主や取引先からも訴えられます。
Q. 株主間契約(SHA)には法的拘束力がありますか?
株主間契約は当事者の間では有効ですが、契約に参加していない第三者や会社そのものには効力が及びません。
Q. 退職後の競業避止義務はどこまで有効ですか?
退職後の同業他社への転職制限は、期間・範囲が合理的で代償がある場合のみ有効です。広すぎると無効です。
Q. 取引先との契約を途中解除できますか?
双方の合意、契約書の解除条項、相手の契約違反などの方法で途中解除できます。損害賠償が生じる場合もあります。
Q. 商標登録の費用と期間はどのくらいですか?
商標登録は出願料1万2千円+登録料約3万3千円で、半年〜1年かかります。10年ごとに更新可能です。
Q. 個人情報保護法で企業が守るべきルールを教えてください。
企業は個人情報の利用目的の明示、安全管理、漏洩時の報告が義務です。違反すると最大1億円の罰金です。
Q. 企業のハラスメント防止措置として何が義務化されていますか?
全ての企業にパワハラ・セクハラ・マタハラの防止措置が義務化されています。相談窓口の設置も必要です。
Q. 取引先が倒産しました。売掛金を回収する方法はありますか?
取引先が倒産した場合、担保の実行・相殺・破産手続きでの配当などで回収を試みます。配当率は通常5〜10%です。
Q. 自社の知的財産を守るためにどのような対策が必要ですか?
知的財産は特許・商標・著作権・営業秘密など複数の制度で守れます。適切な管理体制が不可欠です。
Q. フランチャイズ契約で注意すべき法律上のポイントは?
フランチャイズ契約は売上予測の過大見積りや解約時の違約金に注意が必要です。契約前に弁護士の確認を推奨します。
Q. 取締役会の役割と責任を教えてください。
取締役会は会社の重要な意思決定と取締役の監督を行います。取締役は注意義務と忠実義務を負います。
Q. 労務コンプライアンス監査とは何ですか?
労務監査は就業規則・残業・賃金・社会保険などが法律に合っているかを点検する作業です。IPO準備に必須です。
Q. M&Aのデューデリジェンスで法務面は何を確認しますか?
法務DDでは会社の組織・契約・訴訟・知財・労務・許認可などを調べます。結果は買収価格に反映されます。
Q. 中小企業が利用できる税制優遇措置にはどのようなものがありますか?
中小企業は所得800万円以下の部分の税率が15%に軽減されるほか、設備投資の優遇措置などがあります。
不動産
15件Q. 購入した住宅に欠陥があった場合、売主に請求できますか?
住宅に欠陥があれば売主に修理・代金減額・損害賠償を請求できます。欠陥を見つけてから1年以内に通知が必要です。
Q. 賃貸の更新を拒否されました。退去しなければなりませんか?
大家が更新を拒否するには「正当な理由」が必要です。理由がなければ自動更新され、退去する必要はありません。
Q. 退去時に敷金は返してもらえますか?
敷金は原則返ってきます。普通に使った傷みは大家の負担で、借主が壊した部分だけが差し引かれます。
Q. 隣地との境界でトラブルになっています。どう解決できますか?
境界トラブルは法務局の筆界特定制度、裁判、調停の3つの方法で解決できます。費用も比較的安めです。
Q. 賃貸物件を又貸し(転貸)してもよいですか?
大家の許可なく又貸しすることは禁止されています。無断で行うと契約を解除される可能性があります。
Q. リフォーム工事のトラブルで損害賠償を請求できますか?
リフォーム工事に欠陥があれば、やり直し・代金減額・損害賠償を請求できます。無料相談は0570-016-100です。
Q. 隣人の騒音に悩んでいます。法的に対処できますか?
我慢の限度を超える騒音は損害賠償や差止めを請求できます。騒音レベルを記録して証拠を残しましょう。
Q. マンション管理組合の総会決議に不満がある場合、争えますか?
手続きに不備のある総会決議は裁判で無効や取消しを主張できます。規約変更には4分の3以上の賛成が必要です。
Q. 空き家を放置するとどのような法的リスクがありますか?
空き家を放置すると固定資産税が最大6倍になり、行政に強制撤去されることもあります。倒壊被害の責任も負います。
Q. 親が亡くなり不動産を相続しました。登記の手続きを教えてください。
不動産の相続登記は義務です。戸籍謄本などの書類を揃えて法務局に申請します。登録免許税は不動産価額の0.4%です。
Q. 購入した建物に建築基準法違反がありました。売主に責任を問えますか?
建築基準法に違反している建物を買った場合、売主に修理・代金減額・損害賠償を請求できます。
Q. 固定資産税の評価額が高すぎると感じます。不服申立てはできますか?
固定資産税が高すぎると思ったら、通知から3ヶ月以内に審査を申し出ることができます。近隣との比較が重要です。
Q. 長年使っている他人の土地の所有権を取得できますか?
自分の土地として10年(善意)または20年間使い続けると、他人の土地でも所有権を取得できる場合があります。
Q. 袋地(道路に面していない土地)の通行権はどうなりますか?
道路に面していない土地の所有者は、隣の土地を通る権利が法律で認められています。通行料の支払いが必要です。
Q. 隣家の木の枝や根が越境してきました。切ってもよいですか?
2023年の法改正で、隣から伸びてきた枝を一定の条件のもと自分で切れるようになりました。根は以前から切除可能です。
消費者問題
15件Q. クーリングオフの期間と対象取引を教えてください。
訪問販売や電話勧誘は8日間、マルチ商法は20日間、無条件で契約を取り消せます。ネット通販は対象外です。
Q. 消費者契約の不当条項は無効にできますか?
消費者に一方的に不利な契約条項は無効にできます。高すぎる違約金やキャンセル禁止条項も無効です。
Q. 購入した製品の欠陥で怪我をしました。メーカーに賠償請求できますか?
製品の欠陥でケガをしたら、メーカーの過失を証明しなくても賠償を請求できます。
Q. ネット通販で購入した商品をキャンセルできますか?
ネット通販にクーリングオフはありませんが、返品ルールの記載がなければ8日以内に返品できます。
Q. サブスクリプション(定期購入)を解約できないのですが。
解約条件がわかりにくかった場合は契約を取り消せます。困ったら消費者ホットライン188番に相談しましょう。
Q. マッチングアプリで知り合った人に投資詐欺に遭いました。
ロマンス詐欺は証拠を保全して警察に届け出、銀行に口座凍結を依頼しましょう。暗号資産の回収は非常に困難です。
Q. 「必ず儲かる」と言われて投資したら損をしました。返金を求められますか?
「必ず儲かる」と言って勧誘された場合、契約を取り消して返金を求められます。
Q. 定期購入(サブスク)を解約できません。どうすればよいですか?
定期購入の条件が最終確認画面でわかりにくかった場合は契約を取り消せます。188番に相談しましょう。
Q. 購入した製品が保証期間内に壊れました。修理・交換を求められますか?
保証期間内なら無料修理・交換ができます。保証がなくても売主に修理や交換を請求する権利があります。
Q. クレジットカードの不正利用に気づきました。対処法はありますか?
カード会社にすぐ連絡してカードを止めてください。届出から60日前までの不正利用は多くの場合補償されます。
Q. マルチ商法(ネットワークビジネス)の勧誘を受けました。注意点は?
マルチ商法は20日間のクーリングオフが可能です。「誰でも簡単に稼げる」は違法な勧誘です。
Q. 電話勧誘で契約してしまいました。取り消せますか?
電話勧誘で結んだ契約は8日間は無条件で取り消せます。契約書がなければいつでも取り消し可能です。
Q. 偽のレビューや口コミに騙されて商品を買いました。救済はありますか?
ステマ(偽のレビュー)は2023年から違法です。騙された場合は契約の取消しや損害賠償を請求できます。
Q. ネット通販で購入した商品がイメージと違いました。返品できますか?
イメージ違いだけでは返品できないことが多いですが、返品ルールの記載がなければ8日以内に返品可能です。
Q. 消費者トラブルを裁判以外で解決する方法はありますか?
裁判に行かなくても、消費生活センターの仲介や少額訴訟など簡単な方法で解決できます。まずは188番に電話を。
ネット問題
15件Q. ネット上の誹謗中傷に対する慰謝料の相場はいくらですか?
ネットの誹謗中傷に対する慰謝料は個人で30〜100万円、法人で50〜300万円が目安です。
Q. 匿名の投稿者を特定する方法はありますか?
裁判所に申し立てて、サイトとプロバイダから匿名投稿者の情報を開示させることができます。早めの対応が重要です。
Q. 検索結果から自分の過去の記事を削除してもらえますか?
検索結果の削除はハードルが高いですが、プライバシーの利益が上回る場合は認められます。まずはGoogleに削除申請しましょう。
Q. SNSで自分の写真やイラストを無断使用された場合どうすればよいですか?
写真やイラストは作った時点で著作権で守られます。無断使用にはSNSの通報機能や損害賠償で対処できます。
Q. リベンジポルノの被害に遭いました。どうすればよいですか?
リベンジポルノは犯罪です。証拠を保全し、警察に届け出た上で削除請求と損害賠償を進めましょう。
Q. 子供がネットいじめに遭っています。法的に対処できますか?
ネットいじめには削除請求・投稿者の特定・損害賠償・刑事告訴で対処できます。学校にも対応を求められます。
Q. 自分の顔を使ったディープフェイク動画が出回っています。対処法は?
ディープフェイクは肖像権侵害や名誉毀損にあたります。プラットフォームへの通報と弁護士への相談を急ぎましょう。
Q. 暗号資産(仮想通貨)の詐欺に遭いました。回収できますか?
暗号資産の詐欺被害の回収は非常に困難です。証拠を保全し、警察に届け、取引所にアドレス凍結を依頼しましょう。
Q. SNSアカウントが乗っ取られました。法的に対処できますか?
アカウント乗っ取りは犯罪です。すぐにパスワードを変更し、二段階認証を設定して警察に届けましょう。
Q. 自分の個人情報が漏洩しました。企業に損害賠償を請求できますか?
個人情報を漏洩した企業に損害賠償を請求できます。1人あたり3,000〜15,000円が相場です。
Q. ネットストーカーに対して接近禁止のような措置はありますか?
ネットストーカーにはストーカー規制法で禁止命令を出せます。SNSのメッセージやGPS追跡も規制対象です。
Q. フィッシング詐欺に引っかかってしまいました。お金は取り返せますか?
フィッシング詐欺に遭ったらすぐ銀行とカード会社に連絡して口座を止めてください。重大な過失がなければ補償されます。
Q. AI生成コンテンツに著作権はありますか?
AIだけが作ったものには著作権がないのが一般的ですが、人間が工夫を加えれば著作権が認められる可能性があります。
Q. オンラインゲームのアカウントやアイテムを詐取されました。法的対処は?
ゲームアカウントやアイテムの詐取は犯罪になり得ます。運営会社への報告と警察への被害届を出しましょう。
Q. ネットショップを開業する際に必要な法的手続きは?
ネットショップには事業者情報の表示、開業届の提出、取扱商品に応じた許認可の取得が必要です。
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