企業法務
Q. 社員がChatGPTに社内の機密情報を入力して業務に使っていました。情報漏洩として会社はどう対処すべきですか?
A.
営業秘密の管理性が損なわれるリスクがあります。調査・処分・AI利用ポリシー策定を速やかに行いましょう。
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社員がChatGPTに機密情報を入力した場合、不正競争防止法上の営業秘密(2条6項)の秘密管理性が失われるリスクがあります。対処として、①入力内容と漏洩範囲の調査、②当該社員への事情聴取と就業規則に基づく処分の検討(秘密保持義務違反)、③顧客の個人情報が含まれていた場合は個人情報保護法26条に基づく個人情報保護委員会への報告と本人通知、④全社的なAI利用ポリシーの策定(入力禁止事項の明確化)、⑤ChatGPT Enterprise等のデータ学習オプトアウト機能があるツールへの移行検討が必要です。社内規程の整備と研修が再発防止の鍵です。
※ 本記事は法律の一般的な知識を提供するものであり、個別の法律相談に代わるものではありません。具体的な法的問題については、弁護士にご相談ください。